20年ぶりの水泳
この5月から、ジムに行って泳ぎはじめた。高校のとき以来、約20年ぶり。
実際のところ、最後にプールでちゃんと泳いだのは高校時代ではなく、その何年かあと、市の体育館に行った時だった。村上春樹の小説でよくプールに行くので真似したくなったのもある。たぶん1度だけ行って、プールの真ん中で足をつった。それは覚えている。そのあとさらに何年も経って、2018年ごろ新しい水着を買った。あとはジムに行くだけ、と思って7年が経った。
久しぶりの水泳、7年前に買った新品の水着。泳ぎ出しは問題なかった。20年前と何も変わらなく、スムーズだった。100mを泳ぎ、プライドを守るためだけにもう100m泳いだ。なにせ高校時代は無限に泳げたのだ。最後の50m、2ストロークに1呼吸ではもう酸素が足りず、溺れかけ、漏らしかけた。今日はこれぐらいで勘弁したる。200m。
翌週、また泳ぎに行った。2度目。今度は自分の体力を過信しないように丁寧にペース配分を考えたのもあってか、500m まで泳ぐことができた。翌日もちろん筋肉痛にはなった。今はもう1000mくらいは普通に泳げるようになった。